Baliのbabi。ぶべぼ生活(Ubudにて)vol.2


決して観光ガイドブックにはなりませぬ、ごくごく普通のバリでの日々をつらつらとー。
と、時々うどん県のお話付き。




ちなみに・・babi=ぶた

『お子さんが事故で緊急搬送されました!』



半狂乱に陥りかけました私です。(T_T)


が、

実はこれ  『事故事故詐欺!』


今朝10時頃、家の固定電話が鳴って「あれ?」(・・? と思った私。

固定電話のベルが鳴るのは珍しいんですよね。

    バリの一般家庭では固定電話引いてない方が大多数。

    携帯での通話が主流です。


出ると学校のセキュリティから。

子供が事故で病院に運ばれたと。

babi太郎くんは休校で家に居たのでbabi次郎くんだ!と思った私。


今朝はたまたま主人が居たので直ぐに電話を代わったので、

ここから一連の流れを後で聞いた会話も含めてかいつまんでお話ししますとー


教員が病院に運んだとのこと

          ↓

どこの病院か分からないのでその教員の携帯番号を教えられる。

          ↓

主人が掛けるが出ない

          ↓

直後また学校のセキュリティから電話で繋がったかの確認

          ↓

掛け直そうとすると教員から電話

          ↓

我が家から30分かかる病院に居るとのこと

          ↓

状況を聞くと医者に代わると言う

          ↓

直ぐに医者登場で「頭蓋骨骨折の重体」とのこと

(心電図のピッピッピッと言う音が電話口から漏れてきていて顔面蒼白の私)

          ↓

この時に子供の名前を訊かれる

          ↓

今から直ぐに行くと伝える

          ↓

治療の為の薬の在庫が切れている状態なので別の場所から買わないといけないと言う

          ↓

全て支払うからとにかくそっちに行く、と主人

          ↓

一刻を争う状況なので薬代金を先に銀行へ行って振り込んでくれ

          ↓

代金Rp.9,000,000ちょい(約9万円)と振込先銀行と口座を伝えられる

          ↓

了解して電話を切る


この間、私は詳しい状況が分からずに心臓バクバク。


主人は私に「頭蓋骨骨折」と言うと卒倒すると思い「大丈夫だから」としか言わず。

それを鵜呑みに出来るわけなく、

「どうなってるのか教えてよー!」

と急いで出掛けようとする主人を泣きながら外まで追いかけてたら、

近所の人も「何があった!?」と集まってきました。


と、そこへ


∑( ̄Д ̄;)へっ?!


一同視線が門に!



「ただいまー!」

頭蓋骨骨折のはずの babi次郎くんが元気に自転車に乗って登場!



 

もうめちゃくちゃ安堵しました!(T_T)(T_T)(T_T)


親心を逆手に取った『事故事故詐欺』!

今も怒りよりも無事で良かったー!という安堵感が勝ってますが、

なんかもうやるせないと言うかなんと言うか....。



固定電話に学校から掛かってきた時点でおかしかったんですけどね。

    連絡先は主人の携帯にしてあるので。


漏れ聞く会話からもなんで?と言うツッコミどころが多々あったのよねー。

でも、その時には疑心よりも心配の方が先に立ってて。

病院で横たわるbabi次郎くんの姿が脳裏に浮かんでくるし。(T_T)


敵はこの親の心境を見越しての詐欺行為なんだろなー。

ご丁寧に心電図音まで用意してわざわざ電話口から流れるようにして。

セキュリティと教員と医者の役割分担まできっちりと。

なんちゅーやつ!( ̄" ̄;)


主人も心配して厳しい顔つきで電話しながらも途中から「なんか怪しい?」

と、思ってたらしく学校に問い合わせに先に行こうとしてたらしい。

私よりも冷静沈着だということが判明(笑)


babi太郎くんも緊迫してた中で「俺、学校へ見に行ってくる!」

と頼もしく。





さっき親戚の人が来ててその話をしたら

彼のところもつい2日前におんなじように掛かってきたんだって。


以前は銀行やテレコムを騙って『当選しました!詐欺』が流行ってたけど、

今はこれ。



警察は動かないしね。

バリに住む皆様、くれぐれもお気をつけください。<(_ _)>







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